ごあいさつ

 平素より,私ども茨城県信用農業協同組合連合会(JAバンク茨城県信連)をお引き立ていただきまして,誠にありがとうございます。当会は,昭和23年(1948年)の設立以来,JAグループの一員として県内JAとともに,茨城県農業および地域社会の発展に取り組んでまいりました。

 

 さて,当会を取り巻く環境は,農業生産資材価格の高止まりや物流コストの上昇,気候変動に伴う自然災害の激甚化や記録的な猛暑の常態化など,農業経営にとって厳しい経営環境が続いております。一方,農政においては,2025年4月に「食料・農業・農村基本計画」が閣議決定され,食料安全保障の確保や持続可能な農業構造の構築に向けた方向性が示されました。
 こうした環境変化に対応するため,当会は「農業専門金融機関」として,金融サービスの提供にとどまらず,経営分析による経営安定支援や事業承継相談など,金融仲介機能の発揮を通じて,組合員や地域のみなさまへの支援に取り組んでまいりました。
 金融情勢に目を向けますと,日本銀行による金融政策の正常化が進展するなか,政策金利の引き上げに伴い国内金利は上昇基調で推移しています。また,物価上昇や為替動向,地政学的リスクなど先行き不透明な要因も依然として存在するなど,金融機関を取り巻く事業環境も大きく変化しています。そのため,適切なリスク管理と安定的な金融サービスの提供がこれまで以上に求められます。加えて,金融犯罪の巧妙化が進展しているなか,マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策やサイバーセキュリティ対策の強化など,社会情勢や動向を踏まえた適切な対応が重要となります。

 

 そのような中,2026年度は,3か年中期経営計画(2025年度~2027年度)の2年目として,県内JAと緊密に連携し,基本方針に掲げる「JAへの安定的還元と組合員・利用者とのつながりづくりによるJA事業基盤の強化」の実現に向け,着実に取り組んでまいります。
 当会は,これからもJAグループ茨城の一員として,農業および地域の持続的な成長・発展に貢献するとともに,組合員・利用者のみなさまから信頼される地域金融機関を目指し,役職員一丸となってさらなる努力を重ねてまいる所存でございます。
 今後ともより一層のご支援,ご愛顧を賜りますようお願い申しあげます。

 

2026年7月

経営管理委員会会長  池田  正
代 表 理 事 理 事 長  岡部  信義
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